【インタビュー】公益社 生花祭壇作成 関谷賢一様 | スマート葬儀ジョブ

【インタビュー】公益社 生花祭壇作成 関谷賢一様
“きれいね”の一言が原動力

目次

  1. 経歴
  2. 葬儀業界で働こうと思った理由
  3. 印象に残っているお客様
  4. お仕事にはどんな方が向いていますか?
  5. 公益社に向いている人・一緒に働きたい人

株式会社 公益社

生花祭壇作成 関谷賢一様

15年にわたる葬儀専門派遣の現場経験を経て、公益社の社員として生花部で活躍する関谷賢一さん。
花に込める想いと現場で培った即応力、そしてチームワークの魅力について伺いました。

Q.簡単な経歴を教えてください

葬儀専門派遣15年から公益社社員へ――現場で磨いた“即応力”

前職では葬儀専門の派遣会社で約15年勤務し、主に花の部門で現場を担当してきました。

花材の搬入・積み込みなど、「挿す」以外の業務を幅広く経験。

なかでも公益社には約10年、後半はほぼ毎日のように派遣として入り、現場を重ねるなかでご縁をいただき社員へ。

現在は公益社生花部で祭壇の作成と現場飾りを担い、先輩方に学びながら技術を磨いています。

派遣時代に徹底して身につけた“まずは要望に応える”姿勢はいまの仕事にも大いに生きています。

Q.葬儀業界で働こうと思った理由を教えてください

「挿す」楽しさに目覚めた日

20代前半、当初は「休みの融通がきく」「収入が安定する」という実利的な理由で派遣に入りました。

花に特別な関心はありませんでしたが、さまざまな花屋の仕事に触れるうちに、

会社ごとの“挿し方”の個性や美しさに惹かれ、自然と花そのものを見るように。

いまでは、輪郭を点で取り、中を整えていくといった基本を大切にしつつ

先輩の技を観察して吸収し、自分の表現を探ることが何より楽しくなりました。

花材はストッカー(冷蔵庫)から自分で選び、色・形・ボリュームの組み合わせで最適解を作る。

季節や開花状況を見て差し替えや管理をする——技術も知識も尽きることがありません。

Q.印象に残っているお客様を教えてください

「きれいね」の一言が原動力

生花部は一歩引いた立場で関わるため直接お話しする機会は多くありませんが、

会場でご遺族の「きれいね」の一言が耳に届く瞬間が忘れられません。

色やボリュームのご希望—たとえば「淡い色で」「華やかに」「黄色やピンクを中心に」—に沿って仕上げ

実際に飾ったときに納得の表情が見えた瞬間に、大きなやりがいを感じます。

カタログ通りに留まらず「ここをもう少し高く」「この色を添えて」といった要望に応え、

イメージ通りの祭壇に近づける過程も印象的です。

大規模な社葬では、10間(約18m)クラスの長尺祭壇を限られた作業場で組み

現場で一気に完成形へ持っていくダイナミズムに胸が高鳴りました。

Q.お仕事にはどんな方が向いていますか?現在の仕事内容と1日の流れについて教えてください

観察力・体力・素直さが武器

向いているのは、観察力と素直さ、そして手を動かし続けられる集中力のある方です。

花は“空間の取り方”が命。隙間を埋めれば良いわけではなく、

均等に美しく見えるバランス感覚を身につけるほど、仕上がりもスピードも上がります。

平均的な祭壇で制作は約2時間、規模によっては4~5時間立ちっぱなしになることも。

現場では葬祭ディレクターと綿密にコミュニケーションをとり、札(供花名札)の順番や枚数を確認します。

ご遺族の血縁関係や会社・団体名などの並び順に注意が必要で、丁寧なやりとりが欠かせません。

日々のスケジュールは、8:45に出社して生花を作成し、午後はトラックで会場へ向かい14時頃から飾り付け

15:00~15:30に仕上げて最終確認、といった流れが一例です。

通夜と告別式の入れ替わり対応で外回りが続く日もあります。

体力面の負荷はありますが、生産性(スピード×クオリティ)を高めて件数をこなせた日は達成感があります。

Q.公益社に向いている人・一緒に働きたい人

少数精鋭で伸びる

公益社の生花部は少数精鋭。

だからこそ、入社後すぐに実際の挿花を任される機会が多く、腕を磨きたい人には絶好の環境です。

先輩方は惜しみなくノウハウを共有してくれますが、学ぶ姿勢は“自分から聞きにいく”積極性が鍵。

花が好き、挿してみたいという気持ちが少しでもあれば歓迎です。

年齢層はやや高めなので、若い方が加わることで職場に良い刺激が生まれるはず。

生花へのこだわりも強く、私たちは造花を使わず、使用した花の再利用もしません。

仕入れは複数社から行い、夏場はクーラーで温度管理、ユリは外光に当てて開かせる工夫をするなど

鮮度と見映えを徹底して守っています。

「まごころ葬儀」を掲げる会社として、ご遺族と故人のイメージに寄り添い、色やかたちの要望に可能な限り応える。

その姿勢を共有し、現場のコミュニケーションを大切にできる方と一緒に働きたいです。